よくあるご質問 - 佐賀県唐津市の動物病院 かがみ動物病院

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一般診療

昨夜、愛犬が嘔吐しました。病気でしょうか。
犬や猫はよく嘔吐することがあります。しかし、毎月や毎週、毎日吐くというのはやはりおかしいです。我々人間が生活していて、たとえ毎月でも吐くことがあるでしょうか?
嘔吐の原因は、食物の品質から重大な病気まで多岐にわたります。それらの原因は外から見るだけで判断することは不可能です。症状が見られる場合は必ずご来院ください。
下痢をしますが大丈夫ですか?
下痢も犬猫ではよくある症状です。時折何ヶ月も下痢をしているという方が来られますが、長期間の下痢は、必ず腸に炎症が起こります。そうなると、治療にも1ヶ月単位で時間が必要となります。
特に犬猫の場合、寄生虫も考慮に入れなくてはなりません。
寄生虫の場合、人間にうつることもありますし、外で飼っている場合、その土地自体が寄生虫で汚染されていて、その土地から移らない限り、寄生虫が消えないといったことも、唐津地域ではあります。また、リンパ管拡張症といった病気が原因で下痢をする場合、最悪、治らない場合もあります。下痢だからと軽く見ないで、ぜひ、一度診察されてください。
うちの犬が皮膚を痒がるのですが、アレルギーですか?
犬は比較的よくかく動物です。だからといって、全てがアレルギーではありません。
アレルギーは全身疾患であり、その症状は全身に現れます。よく足先をナメている、耳がかゆいからアレルギーですかと聞かれますが、症状の一つとしてはありますが、足先だけのアレルギー、耳だけのアレルギーという可能性はとっても低いです(接触性のアレルギーなど)。
まず、ノミなどの外部寄生虫がいないか、皮膚表面の細菌感染で犬で一番多い膿皮症がないか、シャンプーのし過ぎからくるドライスキンになってないかなどをしっかりと除外していくことが肝心です。
皮膚を痒がるといったら、ペットショップでアレルギーかもしれないからこの食事を食べさせなさいと言われました。
たしかに、食物アレルギーは犬で起こる可能性のあるかゆみの原因です。
しかし、その診断はかなり高度なものとなります。食物を中心に診断するなら、除去食試験という方法を取ります。これは、今まで食べたことのない食材を与えれば食物アレルギーは起こらないという考え方です。しかし、これは食物アレルギー用の食物を与えればいいというだけではありません。本当に今まで食べたものにアレルギーがあるのかなど追試験をしたりと除去食試験の正しいやり方の説明を受けて行う必要があります。そうでないと、試験そのものの信頼性がなくなるからです。また、安易に市販のタンパク制限食を与えたがために、動物病院での治療の選択肢を失っていく結果にもなります。アレルギーの診断は高度な医療知識を必要とする医療行為です。安易な考えで手軽に行うものではなく、必ず動物病院で診断を受けてください。
猫が痒がります。
猫が痒がる場合、ノミがいるかどうかが重要です。ノミがいる場合、ただかゆいだけでなく、その状態が続くとノミアレルギーとなり、一度ノミアレルギーを起こすともう元には戻らなくなるどころか、一生高額な免疫抑制剤の投与が必要になることもあります。また、猫にも犬ほどではないですが、膿皮症が起こることもありますし、アレルギーも起こります。かゆみを放置しないで、一度受診してあげてください。
耳を痒がります。
犬では、マラセチアという皮膚の酵母(カビ)からの外耳炎が多いです。
また、耳ダニや時に、疥癬などで耳がかゆいこともよく見られます。外耳炎はそのままにしておくと、外耳道が肥厚して、耳の検査や掃除が困難になることもあります。
そうなると、治療自体が困難になるので、外耳道切開や耳道切除といった侵襲性の高い手術をする必要があります。そうなる前に早く、治療してあげてください。当院は外耳道の治療に定評があります。治らないと諦めずに、ぜひ一度ご相談ください。
足をつきたがりません。歩き方もおかしいです。
脚の”びっこ”は様々な原因で起こります。軽いものでは、脚の指の間に炎症が起こったり(指間湿疹)、爪が折れたり、重症なものでは骨折や脱臼が原因で起こります。
特に最近では、動物たちの高齢化・肥満に伴い、四肢の関節炎が多くなってきました。関節炎は原因が除去されずに慢性化してしまうと、決して良くなることはなく進行して変形性関節症になっていきます。そうなると最終的には寝たきりになってしまうかもしれません。
特に猫は、痛みを隠す動物なので、関節炎の発見が遅れます。動物が動きたがらなくなった、歩き方が変などの症状がありましたら、関節炎かもしれませんので、早く受診してあげてください。
できものがあります。だんだん大きくなってきました。病気でしょうか?
犬猫の場合、腫瘍の可能性をまず考えなければいけません。
他にも、喧嘩や感染からくる膿瘍のこともありますが、その場合も切開をし、排膿・洗浄してあげないといつまでも傷がジュクジュクし、そのうち皮膚が大きく壊死して、落ちてしまいます。また、犬猫の腫瘍は近年増加傾向にあり、特に皮膚腫瘍は3cm以内で切るか切らないかで、悪性だった場合の生存率が全く変わります。そして、猫の皮膚の腫瘍はほとんどが悪性のことが多いです。
できものは放置してはいけません。早期発見できるかが予後に大きく関わります。

健康診断

健康診断で全てが分かりますか?
残念ながら、動物病院で出来る検査には限りがあります。その中で可能な限り異常がないかを診断します。
健康診断は必要ですか?
健康診断で犬や猫に多い腎不全などを早期に発見することで、腎臓を保護することができたり、心臓やその他の臓器の異常も早期発見することでペットちゃんが長生きできる可能性が高くなります。
健康診断の値段が健康なのに高くないですか?
健康な動物を健康と診断するのはとても手間がかかります。健康診断の項目はかなり多く、獣医師もかなりの時間と労力を要します。ただし、もっと気軽に健康診断を受けたいという方のために、当院では、冬季に健康診断キャンペーンを実施しており、格安で健康診断を受けていただけます。
健康診断は時間がかかりますか?

健康診断の項目はかなり多く、時間がかかります。最低でも20分ほどはかかるとお考えください。もしお急ぎの場合はお預けいただいて、後ほどお返しすることも可能です。また、血液検査は外部の検査センターに出しますので、数日間お時間を頂きます。

ワクチン接種

犬のワクチンは必要ですか?
最近は、ワクチンの中に入っているような病気は減っています。しかし、ワクチンの中の病気はどれも致死率の高いものです(人のエボラ出血熱の死亡率が50〜89%であるのに対し、パルボウイルスの犬での死亡率が50〜90%、猫が75〜90%というデータがあります)。ワクチンに入っている病気が減ったのは、ひとつは環境衛生が改善したことも要因ですが、もうひとつの理由は今が、流行期と流行期の間ということもあります。ウイルスは変異するので数年から数十年に一度、爆発的に流行することがあります。
子犬はなぜ2回、3回とワクチンを打たないといけないのですか?
そもそもなぜワクチンを打たなければいけないのでしょうか?
人の赤ちゃんが母乳を飲むことによっていろんな病気から守られる(免疫ができる)のと同じように、子犬も母乳を飲んで母犬から抗体をもらいます。しかしこの移行抗体は42日~150日で消失してしまいます。
そこでワクチンを打つのですが・・・困ったことに・・・。いつ抗体が切れるかがその子によって違うため特定できないんです。それがなぜ困ったことかと言いますと・・・。それは、この移行抗体が残っている時にいくらワクチンを打っても、移行抗体がワクチン(抗原)をはねかえしてしまうので、犬の体内で抗体が作られないからです。
つまり移行抗体が残っていれば結果はワクチンを打たなかったのと同じこと。第1回目は生後45日~60日頃に打ちます。最も早く抗体が切れていることを想定して打つからです。移行抗体が切れてるのが分かっていれば切れた時に1回打てばいい訳です。しかしそれが分からないために、第2回目を生後90日に打つのです。
ワクチンは子犬のときだけではだめなのですか?
人間のインフルエンザと同じように、ワクチンによる免疫は長続きしませんので、基本的には1年1回の接種となります。老齢でもジステンパーは発生がみられますので、老齢でもワクチンは必要です。
家の中だけで飼っているので、ワクチンは必要ないのではないですか?
室内犬でも人間が靴や服にウイルスをつけて持ち込み、実際病気にかかった症例が報告されています。また、狂犬病の集団接種や動物病院・ペットショップへ行く際は感染の可能性があります。最近人気のドッグランやペット同伴可のホテルではワクチン接種証明書がなければ利用できないケースも増えています。
ワクチンは狂犬病だけではだめなのですか?
狂犬病ワクチンは国が指定した狂犬病だけのワクチンです。
それ以外の病気の予防にはなりません。
狂犬病ワクチンはうたないとだめなのですか?
狂犬病ワクチンは、国が定めた、犬を飼う上での義務になります。なので、打たないと狂犬病予防法違反となります。狂犬病は日本では発生がない病気ですが、世界には蔓延しています。隣国の韓国や中国、フィリピンにも狂犬病は発生しています。そういった犬が貨物船の荷物に紛れ込んで日本に入った場合、狂犬病が発生する事になります。いったん狂犬病が発生すると、今の日本の狂犬病ワクチン接種率では防げないと考えられています。そうなるとどうなるのか?発生した区域の移動制限が行われ、最悪、その地域の犬や猫を殺処分してしまう事も考えられます(宮崎での口蹄疫)。狂犬病を日本で発生させないために狂犬病ワクチンは絶対必要です。また、狂犬病ワクチンを打たないと、狂犬病予防法違反で罪になります。現在、警察は狂犬病予防法違反で毎年100人以上の飼い主を検挙しています。狂犬病ワクチンは飼い主の義務です。
猫のワクチンは必要ですか?
猫のワクチンの中に入っている猫風邪や汎白血球減少症は現在でもよく見かける病気です。また、外にいる猫には、残念ながら猫白血病や猫エイズが蔓延しています。その感染率は先進国中最悪です。猫のワクチンは絶対に必要です。猫の風邪はかかると慢性化することがあり、一生くしゃみや鼻水を出しながら生きていかないといけなくなります。また、汎白血球減少症はかなり致死率が高いですし、エイズ、白血病もかかると治りません。
子猫はなぜ、2回3回とワクチンを複数打たないといけないのですか?
そもそもなぜワクチンを打たなければいけないのでしょうか?
人の赤ちゃんが母乳を飲むことによっていろんな病気から守られる(免疫ができる)のと同じように、子猫も母乳を飲んで母犬から抗体をもらいます。しかしこの移行抗体は42日~150日で消失してしまいます。
そこでワクチンを打つのですが・・・困ったことに・・・。いつ抗体が切れるかがその子によって違うため特定できないんです。それがなぜ困ったことかと言いますと・・・。それは、この移行抗体が残っている時にいくらワクチンを打っても、移行抗体がワクチン(抗原)をはねかえしてしまうので、猫の体内で抗体が作られないからです。つまり移行抗体が残っていれば結果はワクチンを打たなかったのと同じこと。第1回目は生後45日~60日頃に打ちます。最も早く抗体が切れていることを想定して打つからです。移行抗体が切れてるのが分かっていれば切れた時に1回打てばいい訳です。しかしそれが分からないために、第2回目を生後90日に打つのです。
うちの猫は外に出ないので、ワクチンは必要ないのではないでしょうか?
室内飼育の猫でも人間が靴や服にウイルスをつけて持ち込み、実際病気にかかった症例が報告されています。また動物病院やペットショップへ行く際は感染の可能性があります。そのため最近人気のペット同伴可のホテルやマンションでもワクチン接種は必ず要求されます。室内猫でもワクチンは必要です。

フィラリア予防

フィラリアってどんな病気ですか?
蚊が媒介する心臓の寄生虫です。心臓の肺動脈にソウメンのような寄生虫が寄生します。心臓の中に寄生するので、フィラリアを殺しても、フィラリアは溶けてなくなるわけではなく、泳がなくなったフィラリアは肺に流れていって肺につまり、肺塞栓症という病気を引き起こします。ここで、体力のない犬たちは死んでしまうこともあります。また、フィラリアがいることで肺動脈が傷ついていきます。たとえフィラリアを治療してフィラリアをいなくすることができたとしても、傷つくことで動脈硬化が起こり、腹水が見られることがあります。これは、一度起こると一生腹水を抜き続けることとなり、治らないだけでなく、短命になります。フィラリアはとにかく予防が大事です。
室内で飼っているのですが、フィラリアの予防は必要ですか?
フィラリアは蚊が媒介します。家の中に全く蚊が入ってこないという家は余程の高層マンション以外ではないのではないでしょうか?室内犬でも外に散歩に行くことはあり、その際に感染することがあります。唐津地域はフィラリアの濃厚感染地域であり、たとえ、室内犬であってもフィラリアの予防は必要です。
秋で寒くなってきたらフィラリアの予防は必要ないんじゃないですか?
秋でも、蚊はいます。それは、夏の暑い時期にいる蚊と、秋から冬の時期にいる蚊の種類が異なるからです。以前飼っていたうちの犬も12月まで予防していたにもかかわらず、フィラリアにかかったことがあります。温暖化に伴い、唐津地域では、1年中予防する必要が出てきています。また、フィラリアの薬で一番多いチュアブルタイプのお薬は、感染したフィラリアを1ヶ月後、血中で一定の段階まで成長した幼虫を殺すお薬ですので、12月に飲ませたお薬は、実際は11月にかかったフィラリアを予防しています。ですので、最低限12月までは予防してあげてください。

ノミ・ダニ予防

ノミやマダニはどこで付くんですか?
ノミやマダニは道端の草などに付いて、動物が通りかかるのを待っています。また、野良猫や他の犬からもらうこともあります。
ノミやダニって刺されてかゆいだけなんでしょ?
ノミやマダニはウイルスや細菌、リケッチアや寄生虫などたくさんの病原体を媒介します。猫の猫ひっかき病や瓜実条虫をノミは媒介しますし、マダニはバベシアやライム病、SFTS(重症血小板減少症候群)などを媒介します。どれも、動物だけでなく、人間にもうつる可能性があり、しかも、病気によっては治らないものもあります。また、継続してノミに刺されていると、いずれ、ノミアレルギーになります。一度ノミアレルギーを起こすと治ることはありません。
ノミやマダニの予防はいつまですればいいのですか?
ノミやマダニは暖かい季節にだけと思われがちですが、ノミは気温が上がり始める3月くらいから出始め、梅雨時期に爆発的に増えます。また、最近は室内で飼われている動物が多いため、室内だと一年中気温が高く、冬でもノミが居続けます。マダニは地域にもよりますが、一年中います。ですので、基本的にはどちらも一年中予防しておいた方がいいでしょう。
マダニがいました。どうしたら良いですか?
マダニが毛についていたら、セロハンテープのようなもので貼りつけてそのまま水に流すか、袋に入れて捨ててください。決して、潰さないでください。潰すとダニの体内にいる病原体を空気中にばらまき、それを吸入して感染する可能性があります。また、皮膚に食い込んでいる場合は無理にとると皮膚に刺さっている針が残り、ずっと痛みと炎症の元になります。マダニは予防薬を付けると自然に落ちて死にますので、決して無理にとらないで病院の薬をつけてあげてください。
ノミがいました。どうしたら良いですか?
外飼いはもちろん室内飼いでもノミはつきます。室内で飼っていてノミを見る場合は家の中にすでにノミの巣があります。ノミは光の当たらないところを好み、家具の下や裏、畳の裏や押入の奥などに潜みます。バルサンなどの殺虫剤は補助にはなりますが、そういった家の隅々までは届かず、完全に駆除することはできません。
室内のノミの駆除方法は是非病院で相談してください。一度家の中でノミを繁殖させてしまうと、完全に駆除できるまで、かなりの手間と時間がかかります。今いるノミを駆除するため、そして、ノミを持ち込ませないための予防が重要です。

避妊・去勢手術

避妊・去勢手術はなぜ必要ですか?
避妊去勢は不必要な妊娠の予防やおとなしくさせるという意味もありますが、今一番大事と言われているのは病気の予防のためです。2歳半までに避妊手術をしてあげることで、乳腺腫瘍の発生率を下げることができますし、子宮蓄膿症や卵巣腫瘍といった病気も予防できます。また、去勢することで精巣や前立腺の病気も予防できます。
避妊去勢はかわいそう
たしかに、病気でないのに手術をするというのはかわいそうな面もあります。しかし、将来防げたはずの病気で亡くなるのは、もっとかわいそうなことです。病気ではない手術だからこそ、出来るだけ痛みを与えないような手術を心がけています。当院では痛み止めだけでなく、様々な鎮痛剤や局所麻酔薬を併用して痛みのない手術を目指しています。
避妊・去勢手術をすると太りやすくなりますか?
これが避妊去勢手術の最大のデメリットかもしれません。体の中から臓器がひとつなくなることになるので今までと同じように食べていれば、その臓器が消費していた分のカロリーが脂肪として蓄積されることになります。手術後は太らないように注意が必要です。当院では、術後、太らないように避妊・去勢手術後専用のフードを準備しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
避妊手術の傷は大きいですか?
当院では最小の傷での手術を目指しております。通常、妊娠していない避妊手術では猫で1cmほど、犬で2cmから3cmほどです。ぜひ、一度他院と比べてみてください。傷の小ささには自信があります。

歯科(歯石取り)

歯磨きはしたほうがいいんですか?
歯を歯周病から守る唯一の方法が歯磨きです。歯磨きは難しいと思われる方は多いですが、それはきちんとしたやり方を子犬、子猫の頃から習慣付けできなかったから難しくなります。
歯磨きは正しいやり方を小さい頃からしてあげればできるようになる確率が大幅に上がります。やり方は動物病院で詳しくお教えします。
歯磨きの代わりにガムや玩具を与えてるんだけど、歯磨きの代わりになるの?
ガムなどは歯磨きの代わりにはなりません。人間もガムを噛みますが、ガムを噛んでいれば歯を磨かなくても良いということはないはずです。それは、歯には歯周ポケットがあり、狭い歯周ポケットの中を磨くにはブラシの毛先が入らないといけないからです。歯磨きは歯石をとった後の歯周病の予防にも大変重要です。
歯石はとったほうがいいんですか?
歯石は細菌の死骸の塊です。そこから出てくる細菌や毒素が歯肉に炎症を起こしたり、歯槽膿漏へと発展していきます。一度起こった歯周病や歯槽膿漏は、動物の場合治療が大変困難で、歯を失うことになるだけでなく、最悪、下顎の骨折という事態を招きます。また、口が綺麗な人ほど長生きができる可能性が高いという事実は、人でも動物でも証明されています。ひどくなる前に、ぜひ歯石をとってあげてください。
乳歯が残っているのですが、そのままでも大丈夫?
乳歯はそのままにしておいてはいけません。乳歯があるために永久歯が正常に生えることができないからです。よく見かける犬歯の乳歯遺残は場合によっては口が閉じれなくなることがあります。また、奥歯の乳歯遺残では、永久歯そのものが乳歯があることで歯肉の中から出ることができなくなります。奥歯の乳歯遺残はレントゲンをとらないと確認ができません。生後5〜6ヶ月で乳歯が残っている場合、一度動物病院の受診をおすすめします。
歯槽膿漏や口内炎で歯を抜かないといけない場合、歯がなくても大丈夫?
人間は物を食べる時に歯がないと食べることができません。しかし、犬猫の歯の役割は物を引き裂くことが主な役割なので、歯がなくても物を食べることは可能です。歯槽膿漏ではさらに進行するのを防ぐために抜歯が必要になりますし、猫の口内炎では歯があることで口内炎が起こるため、最終的な治療として、すべての歯を抜かないといけないこともあります。歯がないことで困るよりも、歯があることで物が食べれなくなる事態のほうが問題です。
動物にとって、歯は絶対に必要ではありませんが、そうならないためにも普段から歯のケアが重要です。
歯石を取るのに麻酔は必要ですか?

人間と違い、犬猫は口をじっと開けておいてはくれません。また、歯槽膿漏のチェックは歯の周囲の歯周ポケットに針を入れて深さを探らないといけないため痛みを伴います。これらのことから、歯石を取る際は手術と同じように全身麻酔が必要です。

麻酔をかけなくて歯石を取るところもありますが
歯周ポケットの中まで歯石や歯垢を取らない限り綺麗にはなりません。歯周ポケットをきれいにするためには、麻酔をかけないと綺麗にできません。せっかくお金をかけて、歯石を取るのであれば、隅々まで綺麗にしてあげてください。
歯石を取るのは高いですか?
歯石を取るのは手間がかかります。又、歯槽膿漏があった場合、レントゲンを取って歯槽膿漏の評価をする必要があります。複数の歯根を持つ歯の一本に歯槽膿漏がある場合は歯を分割してから抜歯しなくてはならず、かなりの手間と労力を要します。歯石除去は実は簡単にはできないことをご理解ください。しかし、当院では冬季に歯石除去キャンペーンを実施しており、歯石除去を格安で受けていただくことができます。

眼科

眼が開けづらそうです。
眼が開けづらそうな場合、眼に傷が入っている可能性があります。眼の傷は時間が経てば経つ程治りにくくなりますので、早く受診してあげてください。
眼が見えてない気がします。
犬の場合、進行性網膜萎縮や網膜変性症といった網膜の遺伝病があり、いつの間にか眼が見えなくなっていることがあります。現在のところ、これらの病気を治すことはできませんが、早く発見してあげて、進行をゆっくりさせるためにビタミンを投与したり、室内の配置や散歩コースを変えない、暗いところでは気をつけてあげるなど気を配ってあげることで生活の質を落とさずに過ごさせてあげることができます。最近物にぶつかったり、明るいところなのに瞳孔が開いているなどの症状がありましたら、一度ご相談ください。
眼が白いです。
眼が白い場合、角膜が白いのか、前眼房が白いのか、瞳孔の奥が白いのかで病気が違います。角膜が白い場合、角膜潰瘍などで角膜に炎症が起きていたり、白内障の場合があります。角膜と瞳孔の間の前眼房が白い場合はぶどう膜炎という病気の可能性があります。眼の奥の瞳孔の中が白い場合、水晶体が白くなっている白内障が考えられます。眼が白い場合、いろんな病気の可能性がありますので、出来るだけ早くご来院ください。
眼が赤いです。
結膜が赤い場合は、結膜炎や眼の炎症が考えられます。眼の炎症はウイルスや細菌、クラミジアや異物などいろんな原因で起こり、それらを除外していった上で、最後に残ったものが結膜炎となります。結膜炎はよく聞く病名ではありますが除外診断の結果診断するものですので安易に結膜炎かなっと思って放置しないで、病院での受診をおすすめします。

循環器科・心臓病

最近元気や食欲がなく、運動しなくなりました。また、ケッケッとたんを吐いたり、空吐きをします。
元気や食欲が無いというのはいろんな病気の症状ではありますが、もちろん、心臓の症状でもあります。胸に耳を当て心臓の音が濁っていたら、心雑音があります。又、人間の咳と違い、犬の咳は人間がたんを吐くようなケッケッと言うような咳をします。興奮時や運動時にこのような症状が見られたら特に要注意です。それは、心臓病で症状が出始めているということで、病気が進行しているサインです。
心臓の治療は必要ですか?
心肥大という言葉がありますが、心臓は悪くなるとだんだん大きくなっていきます。それは体が悪いところを補おうと大きくなっていくのですが、心肥大が進むと心臓の症状は一層進行していきます。心臓病で一番多い、僧帽弁閉鎖不全症は左心房と左心室の間にある弁で逆流が起こる病気ですが、本来一方通行でしか流れない血液が逆流するということは、循環が悪くなるということです。循環を保つために心臓は心拍数を上げて数で補おうとしたり、心臓のサイズを大きくして大きさで補おうとします。これが心肥大であり、一度心肥大が始まるともとには戻らない、悪循環に陥ります。この悪循環を断つためのものが薬です。
心臓は治療しないとどんどん悪くなっていきます。肥大した心臓の心筋は元に戻すことはできません。ということは、悪くなってから治療しても遅いということです。ぜひ、症状が出る前に健康診断で心臓病の早期発見をしてあげてください。
心臓の薬を飲むと心臓は治るんですか?
残念ながら心臓の薬を飲んでも心臓の病気は治りません。それは、心臓の弁や機能が物理的に壊れているからです。それらの機能を治すためには心臓の手術が必要です。現在九州でも心臓手術が可能になりました。
当院では心臓専門医と連携し、手術をご希望の方には紹介もいたしております。それでは、心臓の薬をのむ意味は何でしょうか?心臓の薬の役割は心臓の負担を減らし、心臓病の進行を遅らせて、健康に暮らせる期間をできるだけ長くし、元気がない動物では生活の質を上げてあげることが役割となります。長生きしてもらうためには心臓の薬は必要です。
心臓の薬はいつまで飲ませないといけませんか?
心臓の薬は残念ながら死ぬまで飲み続けることになります。それは、心臓の弁が悪いために心臓の病気が起こるので、それを補うために一生投薬が必要となるのです。途中で心臓の薬を止める方がいますが、これは本人にとってとてもきついことです。坂道を登っている途中に押す手助けを止めてしまうと今まで以上にきつく感じるものです。犬や猫は言葉で苦しさを訴えることができません。その苦しさを理解し、開放してあげられるのは飼い主さんだけです。ぜひ、投薬を続けてあげてください。

がん(癌)治療・手術

しこりがあるのですが、これは腫瘍ですか?
一口にしこりと言っても、単に腫れているだけのこともあったり、脂肪の塊(脂肪腫)であることもあります。すべてのしこりが腫瘍ということではありませんが、腫瘍かどうかは針吸引などをしない限り、見た目では絶対判断できません。しこりがある場合、必ず動物病院を受診してください。
腫瘍とはがんのことですか?
腫瘍には悪性と良性があります。悪性の腫瘍もさらに癌と肉腫に分類されます。すべての腫瘍が癌ではありませんが、癌は悪性の腫瘍のことをいいます。
抗癌剤は苦しみますか?
人間の抗癌剤の治療イメージが強いので、抗癌剤はとても苦しい治療という印象がありますが、動物病院で使うような抗癌剤は副作用が小さく、見た目に全く変化がないものも多いです。
全く副作用がないということはありませんが、決して怖がりすぎる必要もありません。一度お考えください。
腫瘍は治りますか?
治る腫瘍も治らない腫瘍もあります。治る腫瘍の典型例に乳腺腫瘍や肥満細胞腫がありますが、これらはあくまで早期発見し、早期に完全切除できた場合に完治させることができる腫瘍です。これらの腫瘍でも大きくなりすぎた場合や、できた場所によっては完全切除が難しく完治できないこともあります。又、悪性乳腺癌のように未だに治療法すらない腫瘍も存在します。
とにかく腫瘍は早期発見、早期治療に限ります。それが唯一完治させられる方法です。しこりがある場合は一刻も早く動物病院を受診してください。
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