開心術

今日は、関東や関西でも大雪との事ですが、佐賀県唐津市では全く降っておりません。

先日の2月11日の建国記念日、かがみ動物病院はお休みでしたが、お昼からペットクリニックハレルヤ粕谷病院で心臓の開心手術である僧坊弁再建と弁輪縫縮術の手術を勉強してきました。

術者は茶屋が坂動物病院の若き、新進気鋭の副院長三原先生、助手は平川先生、器械係が上村動物病院の上村先生、麻酔係が佐藤先生、人工心肺の係が埼玉から来られた安藤先生というメンバーでした。

症例はシーズーで、LA/Ao比が2.6倍くらいと左房の拡大が進み、大変な手術でした。

開心術を初めて見ましたが、手術の技術も要求されるし、周りの体外循環や麻酔の技術や知識もすごいし、何より7、8時間経ち続けて、緊急事態にも冷静に対応する体力、精神力を要するとてもすごい手術でした。

三原先生はとても若いですが、冷静沈着に、そして、丁寧に僧帽弁の再建をしていく姿は、非凡さを感じさせられましたし、安藤先生とのコンビもお互いを補完し合う物で感心させられました。

私は全く役に立ちませんでしたが、いずれ、お手伝いが出来るように勉強していくつもりです。

佐賀県で心臓の手術を相談される際は、いちど、かがみ動物病院にご相談ください。専門医をご紹介いたします。

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